会長挨拶

 

クラブの未来について考えよう

 

掛川ロータリークラブ 2023~2024年度会長

杉山雅一

 2023-2024年度、会長を務めさせていただくにあたり、ご挨拶と方針、要望をお伝えさせていただきます。

 

 本年度のRIのテーマは、『世界に希望を生み出そう』です。「今までのロータリーの歩みを大切にして、世界への支援を継続していきましょう。」ということで私は受け止めました。

 

 今年度、エンドポリオに関して、いつも以上に前面に出てきていると思います。第2620地区の全体事業という、初の試みも行われます。静岡第4グループの全体事業もウクライナの子供達を想った事業となっております。いつになく、国際奉仕が多く行われる年度となることと思います。

 

 さて、自クラブに目を向けると、コロナ禍における影響をもろに受けており、特に、会員増強維持に関しては、一進一退の厳しい状況が続いております。このコロナ禍がロータリーにもたらしたものの一つとして、クラブ間格差があると私は思います。残念ながら、当クラブは後れをとっているクラブの部類に入っていると思われます。

 

 そこで今年度は、将来のこと、今年度以降のことも考えたクラブ運営を始めていきます。すでにコロナ禍以前、地区においてクラブ戦略委員会の創設をしてくださいとの方針がありました。しかしながら、当クラブにおいては、コロナ禍の休会等により立ち消えとなってしまいました。

 

 そこで、新たに全員参加型の「クラブ創生会議」を立ち上げて、会員全員でクラブの将来のことを考えていきたいと思います。クラブ内における作業分担の偏りを是正して、会員個人の負担を軽減させることにより、会員全員の心的負担も軽減させたいと考えています。

 

 今まで関わりのなかった団体との共同事業の計画・実行により、掛川ロータリークラブへの関心をもっていただく層の新規開拓等をはかり、将来の入会候補者を募っていきたいと考えています。

 

 その他にも、新委員会の委員長には、将来に続くことを委員会で審議していただき、今後の会長に提案をしていっていただきたいです。

 

 そして今年度、「ふれあい広場」が4年ぶりに開催されます。会場も東遠学園さんで、今までと勝手が違う環境で行われますが、全員で協力して、良い事業にしていきたいと思います。

 

 一つ一つの事業が、今後へつながる大切な事業となっています。各委員会が、責任をもって運営していただきまして、誰かに任せっきりにしない、誰かにだけ抱え込ませない環境を作っていただきたいと思います。

 

 会員全員が責任ある立場であることを認識いただき、掛川ロータリークラブの将来のことを考えて、懇親も忘れずに深めていっていただきたいと思います。

 

 それでは、1年間よろしくお願いいたします。